履歴書の添え状
景気の低迷にともない、雇用情勢の悪化は今や深刻な社会問題となっています。
新卒者の雇用が減少し、また転職やリストラなどによる再雇用の道も険しいのが現状です。しかし、企業としても有能で即戦力のある人材こそ景気不安の中で特に確保したい存在であり、また多くの雇用希望者の中から、その企業の適応能力に見合った人材を探し当てなくてはいけないということが言えると思います。
雇用されたい側と雇用したい側、双方にとって採用時の面接が非常に重要な意味を成してきます。
雇用されたい側はと言いますと、いかに他のライバル達にはない個々の良さや存在をアピールするかにかかっています。短い面接や採用書類の記載といった本当に限られた時間や状況の中でそれをやりこなさなくてはいけないということですね。逆に雇用したい側としてはその少ない情報量の中から厳選した人材を選ばなくてはいけないのです。
面接官や人事担当の人も勿論人間ですので、心情に100%左右されないという人は少ないはずです。
また僅差で迷いが生じたり、甲乙つけがたい事態が起きたときはどうしても印象やイメージで最終的に選ばざるを得ないというのが実情でしょう。
そこで、履歴書とともに付されるこの「添え状」が意外と忘れがちですがキーポイントになってくるかも知れませんね。
添え状。別名「送付状」とも呼ばれるこの書類は、ビジネス実務において履歴書以外にもよく目にします。
たとえばFAXを送る際、必要な内容の書類のみを送付してしまいますと、誰宛の書類なのかまったくわからなかったり、その書類の重要度が低く感じるといったイメージを持つ場合もあり、いささか不躾な印象を受けますね。
郵便物でも同じようなことが言えるわけです。
しかし、たとえば紙1枚の内容の文書や書類であっても、担当者の名前や一言のあいさつが添えられているとやはり受け取る側としては、勘違いもおきにくく、また好印象を持ちますね。
履歴書を送る際には、郵送であればやはりこの「添え状」を添付することで、社会人としてのマナーだけではなく、人間性のアピールにも繋がると考えられます。
またこの添え状の書き方や様式といったちょっとしたコツを知ることで、ライバル達に少しでも差をつけることが出来ますね。
せっかくの添え状もめちゃくちゃの文章や文字で記載していたり、自己アピールばかりに固執した常識外れのものを送りつけたのでは逆効果になりますので、もし、履歴書を送る機会のある方は少し調べてみると良いかもしれませんね。採用の面接時ばかりではなく、はれて社会人となってからも充分役立つビジネス知識となることでしょう。
